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「看護師として10年以上働いているのに、なんで手取りがこれしかないんだろう。」
給与明細を見てため息をついた経験がある方は、決して少なくないと思います。看護師は専門職であり、体力的にも精神的にも負荷の高い仕事です。それに見合った報酬を受け取ることは、当然の権利です。
この記事では、看護師が転職を通じて年収を上げるための考え方と、具体的に確認すべきポイントをお伝えします。
看護師の年収は「職場選び」で大きく変わる
同じ看護師資格・同じ経験年数でも、年収が100万円以上違うことが珍しくない職種が看護師です。これは夜勤手当・賞与・役職手当・地域手当などの組み合わせで、年収が大きく変動するからです。
年収を決める主な要素
- 夜勤手当:月1回につき1万〜1.5万円程度。月4回と月8回では年間48万〜72万円の差。
- 賞与:年2〜4ヶ月分が相場だが、実績払いの差がある。「4ヶ月分」でも本給が低ければ総額は少ない。
- 施設の種類:大学病院・特定機能病院は基本給が高い傾向。クリニックは夜勤なしで手当が少ないが、働き方重視の人には合う。
- 地域:都市部は地域手当が加算される施設が多い。
年収シミュレーション:夜勤回数の違い
| パターン | 夜勤回数/月 | 年間夜勤手当(目安) |
|---|---|---|
| 日勤専従 | 0回 | 0円 |
| 一般的な病棟 | 4〜6回 | 48万〜90万円 |
| 夜勤多め病棟 | 8〜10回 | 96万〜150万円 |
この差が年収に直接影響するため、「年収を上げたい」なら夜勤回数の多い職場を選ぶのが最もシンプルな方法のひとつです。ただし、体への負担とのバランスは人によって違います。

「年収を上げたい」という希望も伝えやすい
職場の給与実態・夜勤手当の詳細など、求人票では見えない情報が得られます。
登録無料・担当コンサルタントが年収交渉もサポート
年収アップしやすい転職先の傾向
①大学病院・特定機能病院
基本給が高く設定されている傾向があり、賞与も安定しているケースが多いです。ただし業務量が多く、夜勤の負担も大きいことがあるため、「給与×働き方」のバランスで判断する必要があります。
②介護施設・療養型病院(夜勤あり)
急性期病院に比べて体への負荷が少ない割に、夜勤手当がしっかり出る施設が多いです。「体の負担を減らしながら年収は維持・アップしたい」という方にマッチしやすいです。
③訪問看護ステーション
基本給が高めで設定されている事業所も増えています。オンコール手当が別途支給されるケースもあり、夜勤なしのキャリア選択肢の中では年収が比較的維持しやすいです。
④クリニック(専門分野特化)
美容クリニック・健診クリニックなど、一部の専門クリニックは時給・月給が一般的なクリニックより高く設定されているケースがあります。土日休みで年収400万円以上という求人も珍しくありません。
「年収交渉」という選択肢もある
転職活動では、条件の交渉ができます。「いくらもらえるか」は提示された条件を受け入れるしかないイメージがあるかもしれませんが、看護師の転職では担当コンサルタントが代わりに交渉してくれることが多いです。
「前職の年収は○○万円だった」「最低でも月給○○万円は欲しい」という希望を、コンサルタントを通じて伝えることで、求人票の条件より上乗せになるケースもあります。
直接言いにくいことを代わりに伝えてもらえるのは、転職サービスを使う大きなメリットのひとつです。
Cさんのケース:転職で年収80万円アップ
30代後半の看護師・Cさんは、10年勤めた急性期病院から介護療養型病院に転職し、年収が約80万円アップしました(フィクションを含みます)。
もともと夜勤は月4回でした。転職先では月6回になりましたが、夜勤1回あたりの手当が以前より高く、かつ日勤の患者対応が急性期ほど緊急性が高くないため、「体の疲れはむしろ少ない」と感じているそうです。
「なんとなく転職=収入減と思っていたけど、転職サービスの担当の方に『年収アップが目標』と話したら、そのための選択肢をいくつか出してくれた。思っていたより選択肢があることに驚いた」というのがCさんの感想です。
求人票で確認すべき「給与の読み方」
求人票の数字は、見方を知らないと損をすることがあります。
- 「月給○○万円〜」の下限に注意:経験・年齢によっては下限近くになることも。自分の経験年数なら実際いくらか確認する。
- 「各種手当含む」の内訳確認:夜勤手当・通勤手当・資格手当などが月給に含まれている場合、基本給はその分低いことがある。
- 賞与は「支給実績」で確認:「賞与年2回」でも支給実績が記載されているものを優先して参考にする。
- 昇給制度の有無:基本給の昇給が年1回あるかどうかで、5〜10年後の年収が大きく変わる。
これらは求人票だけでは読み取れないことも多く、転職サービスのコンサルタントに事前確認してもらうのが効率的です。
よくある質問
年収アップを目的に転職するのは不純ですか?
まったくそんなことはありません。適正な報酬を求めるのは当然の権利です。転職活動の面接でも「スキルに見合った待遇を求めて」という表現で正直に伝えることができます。
年収を上げながら夜勤を減らすことはできますか?
難しいですが不可能ではありません。訪問看護や特定のクリニックでは、夜勤なしで一般的な病棟より高い収入が得られるケースもあります。希望条件を明確にしてコンサルタントに相談するのが近道です。
40代の看護師でも年収アップ転職はできますか?
できます。経験年数が長いほど交渉余地が広がることもあります。看護師40代のパート転職リアルでも詳しく解説しています。
転職サービスで年収交渉はしてもらえますか?
多くのサービスで対応しています。「年収〇〇万円以上が希望」と最初に伝えておくと、条件に合った求人を中心に紹介・交渉してもらいやすくなります。
今の病院に在籍しながら転職活動できますか?
できます。むしろ就業中の方が求職者として有利に見られることがあります。日程調整は担当者がサポートしてくれるので、休日や早上がりの日を活用すれば進められます。
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